日本人には、非常に
肩こりを感じる人が多いといわれています。厚生労働省の調査では、日本人の約3人に2人は
肩こりを感じているという結果も出ています。また諸外国の人、特に西洋人に肩こりの痛みや辛さを説明しても、そもそも
肩こりがどんなものかわかっていない場合もあります。
それではなぜ、日本人は
肩こりを感じやすいのでしょうか。 その理由は、大きく2つあるといわれています。
ひとつは、西洋人と筋肉のつくりが違うことです。どちらかというと、西洋人は筋肉が発達していて、肩が頭や腕を支える力も東洋人よりあります。
そしてもうひとつは、日本人に猫背が多いことです。悪い姿勢で日常生活を送ってしまうと、
肩こりを起こしやすい体質が出来上がってしまいます。日本人に猫背が多いことは、日本人に
肩こりが多いことと深く関係しています。
多くの西洋人、特にヨーロッパ人の間では、姿勢を正しく保つことは生きていくうえでまず必要なことのひとつとして、日本よりもとても厳しく躾けられることが多いようです。日本でも、食事の際に箸から箸へ料理を渡す渡し箸などはタブーとして捉えられていますが、西洋で姿勢が悪いことは、日本で子どもたちが渡し箸をしないことと同じくらいに基本的なマナーだといわれています。
このような違いから、日本人には
肩こりが多いといわれていますが、近年ではパソコンなどを使用するライフスタイルの変化に伴い、西洋人でも日本人でも
肩こりを感じる人が増えています。