肩こりと現代人

近年、肩こりを感じる中学生や高校生が増えてきています。特に女子高校生の間では肩こりが蔓延しており、中には小学生でも肩こりを感じる子どもがいます。また、大人の間でも肩こりを感じる人は増え続けています。

厚生労働省の研究によると、昭和61年には1000人中57人が肩こりを感じると訴えていましたが、平成10年の時点で1000人中91人が肩こりを感じているということがわかったそうです。また、現在では女子高校生のうち、およそ5人にひとりは肩こりを感じているともいわれています。

このように、急激に肩こりを感じる人が増えたことには理由があります。それは、ライフスタイルの大きな変化です。パソコンやテレビの普及に伴って目を使うことが多くなり、寝ている時間を除いて一日の中で目を休めている時間はあまりない人が多いのではないでしょうか。

また同時に、社会の中で大きなストレスを感じる人も多くなっています。以前は偏見のもたれやすかった精神科に通院する人が増え、うつ病は誰でもかかるこころの風邪のようなものだという認識が徐々に広まっています。

このような状況の中で、ストレスや眼精疲労から肩こりを訴える人が多くなってきているのではないかといわれています。肩こりは、目や心が「疲れた」と訴えているサインであるのかもしれません。

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