肩こりと肥満

肥満の人は肩こりになりやすい、といわれることがあります。肥満の人の体型は、お腹を突き出す形で上半身が反ってしまいます。このことから、肥満の人は、身体全体の骨格バランスを乱しやすい姿勢を常にとっているといえます。

また、肥満によって腕に肉がつき、肩が腕を支える力がなくなりやすいことも、肥満の人に肩こりが多いといわれる理由ではないかと考えられます。

また、肥満は肩こり以外にも、腰痛やひざ痛なども引き起こしやすくするようです。特に中年女性で体型が肥満の人の多くは、ひざ痛を抱えているといわれています。

そして肥満は、肩こりを悪化させる悪循環をつくります。肥満が進むと、運動をすることに億劫になっていきます。するとますます肥満になり、ますます肥満になるとますます運動が億劫になります。そうしている間にも腕に余分な肉がつき、姿勢が乱れ、肩こりがひどくなります。

この悪循環を断ち切り、肩こりを治療していくためには肥満を解消することが重要です。厚生労働省が健康を維持するために必要としているのは、1日200から300kcalです。これはジョギングだとおよそ30分、ウォーキングでは1時間程度となります。

年齢や元の体型、体質などを鑑みて運動を行なうことで、肥満は防ぐことができます。肩こり治療・予防の他に、糖尿病や高脂血症の予防にもなるので、適度な運動を心がけてみてはいかがでしょうか。

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